水耕栽培の真似事

ビニールハウス

 家内が小さなビニールハウス が欲しいというので、自然農法から少し脱線しますが、解体した小さなビニールハウスを即席で拵えました。で、次の家内の要求は「水耕栽培がしたい」ということで、何を栽培するのか尋ねたところ苺を育てたいと。今日は急遽家内のために丸一日使いました。

 ビニールハウス を建てた後は、水耕栽培で一番手軽で低コストに始められる方法として、発泡スチロールの箱に水を張り、魚飼育用のエアレーションで曝気するのはどうかと思い、早速取り掛かりました。と、その前にハウスに電気を引く作業が先ですね。

家に余っていたかなり古い電線を畑まで引いて、買ってきたコンセントのタップを取り付け。電線が古かったために心配でしたがちゃんとテストの電球が点灯し一安心。

次は発泡スチロール箱の蓋に、植物を植えるための穴を開けます。

発砲スチロールにきれいに穴を開けるのは意外と簡単で、空き缶の端を切り落として筒状にして、発砲スチロールにねじりながら押し込むと綺麗に穴が空きます。

発泡スチロールの穴あけ

これで水耕栽培の準備が完了。おいおい簡単すぎないか?とお思いの方もいると思いますが、水耕栽培で一番難しいのは水の管理なので道具はこんな単純なものでもできちゃいます。

あ、苗をセットした後の画像を撮影していませんでした。魚飼育用のエアレーションで水を曝気させ、うちは井戸水なのでそのまま発泡スチロールの箱に満タンに水を張り、先ほど開けた穴に苗を落ちないように、これもまたうちの庭に生えているヤシ科の植物の幹から馬の毛のような繊維をたくさん毟り取って苗の根の上の方に撒いて穴から落ちないようにしました。この辺は後日画像を撮って掲載したいと思います。

銀杏もすっかり紅葉

紅葉した銀杏

 銀杏の木もすっかりと色付きました。冬の訪れが今年は少し遅いですかね、もう12月というのに今年はまだ霜も降りていません。それでもこの季節は山々も庭も色とりどりで夕影の銀杏や欅の姿は別格です。

耕作放棄していた田んぼ

耕作放棄地の田んぼ

 この画像は田んぼです。というより10年以上前は田んぼだった場所、という表現が正しいですね。今日は田んぼに降りるための畔の草刈りを始めましたが、他の畑同様に篠が生い茂り全然作業が進みませんでした。田んぼの面積は全部で3反と少し、たったこれだけですが草を借り終えるには結構な時間がかかりそうで、来春の田植えには土を作る時間も考えたら間に合いません。

これから冬に入り草も結構枯れてくれるでしょうから、そのタイミングをみて一気に草刈りをやってしまおうと画策中です。

竹の伐採に竹割機いいね

竹割機

 竹の伐採も仕事の合間でやっているのでなかなか進みませんが、少しでも効率よくと竹割機を購入しました。初めて使うので鋳物製ということで不安でしたが使い方が分かるとなるほど鋳物である理由がわかりました。これまではナタで割っていたのですが、結構時短になり買った甲斐がありました。

日暮れが早くなりましたね

畑からの夕陽

 農作業で汗をかいて、辺りが夕陽に照らされて気がつく夕暮れ時にふと見る夕陽をいつも格別な想いで眺めています。以前に都会に住んでいたときには感じられなかった季節の移り変わりを毎日の様に感じられます。木々の紅葉は日に日に色濃くなり、さえずる鳥も変わってきました。虫達も秋の虫の音がつい先日まで鳴いていたと思えば、もうその虫の音すら聞けなくなり、足早に季節が進んでゆきます。

みかん

 うちの庭に大きく成長したみかんも黄色く色付き、間も無く食べ頃を迎えます。一つだけ試しに食べてみましたが、まだ少し酸っぱかったですね。甘くなる頃には鳥に先に食べられない様に競争です。