ミミズが届きました

シマミミズ

 今日、予定通りにミミズコンポスト用のシマミミズが到着しました。届いてすぐに準備しておいたバスタブコンポストへ投入、この環境で上手く馴染んでくれることを願うばかりです。堆肥もそうですが、液肥ってどれくらいで出てくるのでしょうか。ま、3月くらいから使いたいので時間はあるから大丈夫とは思いますが、明日から毎日ミミズのお世話を始めます。

木酢液を取り始めました

木酢液

 薪ストーブで暖を取ったり芋や餅を焼く程度にしか使っていませんでしたが、今日から紅葉樹の薪だけを燃やして木酢液を取り始めました。木酢液はいろいろな使い方がある様ですが、私はもちろん野菜作りに使います。午前中だけ暖を取りながら薪ストーブで燃やした薪から凡そ100mlくらい取れましたが、この上澄みだけにしたら20ml程度になってしまいました。思ったよりも量を集めるのは大変ですね。

 木酢液を畑に散布するには、1000倍〜2000倍に希釈して使っている様なので、毎日少しずつ溜めたら十分な量は確保できそうです。

春植え野菜の準備

竹の根がこんなところにも

 春植えの野菜を植えるための圃場づくりを進めていますが、耕作放棄地だった圃場は色々生えていましたが、隣の竹林から伸びてきた、こんなに太い竹の根っこが結構離れたうちの畑まで伸びていました。やっぱり自然農とはいえ、耕作放棄地からそのままは使えないです。鍬とスキで地道に進めています。

まだまだ先は長い

 それでもこの畑での6分の1くらいは終わりました。まだ手付かずの畑もあるので先は長いです。でも畑で流す汗は気持ち良くて格別ですよ。

ジャガイモ用の畝つくり

 今日は午後から雨だと聞いたいたので午前中にジャガイモ植え込み用の畝つくりを終えました。ジャガイモはそんなにたくさんは植えないので一畝だけです。耕作放棄地から生い茂っていた草を刈っただけの圃場なので心配ですが、敢えて何も足さないでこのまま植え付けをしようと思います。長年放置していた畑なので不耕起では流石に厳しいため表面だけを鍬で耕しました。

 ジャガイモの植え付けは2月の上旬を予定しています。

 2月の下旬頃から他のいろいろな野菜を植え付けしていくので、そろそろ畑全体をなんとか野菜を作れる状態にしなければなりません。鍬一本では少し気が遠くなりますが、エクササイズと思って地道に頑張りましょう。

ミミズコンポストつくり

 春に備えてミミズコンポストを作ることにしました。工作を放棄していた畑に肥料として、あと液肥は水耕栽培に利用する予定です。自然農といいつつ施肥するんか!と突っ込まれそうですが、耕作放棄地の再生を早めるため短期間だけミミズにお世話になるつもりです。

 ミミズコンポストに使うミミズは、当初自分で集めようとやってみましたが、丸一日やっても捕まえられるミミズは数十匹で、これでは時間の無駄なので購入することにしました。ネットで探したところ「株式会社農業経営研究所」というところが良さそうだったので早速注文。電話で色々と説明もしてくれて親切で良心的な会社でした。この会社でコンポスト自体も売っていましたが、あまりコストをかけられないのでコンポストは自作することにしました。

 肥料も液肥も取りたいので、随分と前に解体現場からもらってきたバスタブを利用します。そのバスタブに合わせてまずは土台つくりから。

ミミズコンポストの土台

 液肥がバスタブの排水口から滴れてくるので高さを取りました。

バスタブ再利用

 バスタブに開いた余計な穴を大きめの空き缶を切り抜いて塞ぎ準備完了!バスタブはそのまま利用できるので重宝ですね。

 バスタブの排水口のところは目の細かい金網で塞ぎました。ミミズが脱走できないので、コンポスト内の環境管理はとても重要になりますね。バスタブの最下部に何か敷物を詰めたいとあちこち探していたら、家の裏の竹林にシュロが生えていたのを思い出し、丸々一本切り倒して、シュロの繊維質の皮を使うことにしました。

ヤシ科のシュロ

 シュロの表皮は天然の毛布と言っていい様な繊維で覆われています。これを剥いでコンポストの最下部に敷きます。

シュロの表皮剥ぎ

 背丈2メートル程のシュロの木ですが、敷物にするに十分な量が取れました。すごいですよね、この繊維。

シュロの表皮で底をカバー

 底敷きを終えたのであとは腐葉土を入れていきますが、お正月に食べた帆立の殻があるので、薪ストーブで焼いてから粉砕して混ぜ込むことにしました。

 十分に火が通っていると割と簡単に金槌で粉砕できます。この帆立の殻はコンポスト内が酸性になることを不正でくれるはず。

腐葉土を入れて完成

 腐葉土には、帆立の貝殻と大量の落ち葉に米糠を混ぜました。全部で70kgくらい投入しました。

ミミズコンポスト完成

 最後に、虫が卵を生みつけない様に、表面に農業用不織布を被せて完了です。
 あとはミミズの到着を待つのみ。今度の土曜日に到着予定なので楽しみです。