てんとう虫がやってきた

白鷺の足跡とてんとう虫

 左側の画像は多分白鷺の足跡かと思いますが、種まきを始めるといろいろな鳥や虫がやってくるようになります。七星てんとう虫は作物についたアブラムシなどを食べてくれる益虫で、見た目も可愛らしいですよね。

栗畑の整理中

 一方こちらは栗畑の整理中。ツタなどがすごかったので、一旦全ての下草を刈りこみすることにして作業を進めています。作業をはじめて2週間以上がたちましたが、やっと半分といったところです。

栗畑の手入れ

栗畑の整理

 今年も良質の栗を付けてもらうために、ここしばらくの間は栗畑の手入れをしています。枯れた枝を落とし、良い枝を残す作業と合わせて、篠が伸び放題だったために良質の草も少なかったため、一度下草を全部刈り込み整理しています。

栗も最終日

栗畑

 今日で栗拾いも終わりました。栗の木になっているイガもほぼなくなり、栗は落ち切った様子です。今年のうちの栗畑の最盛期は9月末でしたね。梅雨の長雨が効いたのか収穫量はいまひとつ伸びないまま終わってしまいました。来年に期待してこれから栗の木の手入れに入ります。
 おっと。その前に刈ったまま放置した篠や雑木を整理しなくては栗の木の手入れもできなかったのでそれが先です。竹も結構生えてきてしまって栗畑の4分の1くらいまで占領されてしまったので、竹も伐採して押し戻すしかありません。
 竹の駆除は時間が掛かりますが、数年掛けてやるつもりで畑に無理なくやろうと思います。

雨の日は栗むき

志士庫栗の皮剥き

 雨の日は農機具のメンテナンスが多いですが、栗のシーズンは栗剥きに没頭しています。自然農だからか?形の良いものが少なく、食べては美味しいのですが市場に出せない物を、むき栗にして売っています。ま、手作業で一つ一つ剥いているので、一日中やっても大した数は剥けませんが、お茶を飲みながらのんびり栗むきしているのも悪くないです。

むき栗

剥いた栗は、水に浸けて変色防止とアク抜きをしてから真空パックにして保存しています。これで冷蔵庫でも結構長持ちします。なんせ、売れない栗が山ほどあり、本当に良いものだけを残して捨ててしまっているのが現実。流石にもったいないので、できるだけこうして保存するようにしています。お陰で我が家の冷蔵庫は栗だらけ(笑)

志士庫栗・栗の選別

収穫間際の志士庫栗

なかなか収穫量が上がらなかった栗の収穫も夜の冷え込みが増してくると共に徐々に増えてきました。上の画像は収穫してきたばかりで選別前の画像です。虫食いが多いんですよね、今年は特にそうかもしれません。だいたい拾った量が10kgだとすると、3割〜4割は虫食いです。

虫食い栗

こんな感じで栗にワームホールができています。こうした栗は大抵中に白くて小さな虫が中にいますので廃棄です。実は虫が入っている栗の方が甘くて美味しいんですが、人にあげるわけにもいかず、自分の家では食べ切れないほど訳あり栗が増えるので処理仕切れず廃棄処分というわけです。

お尻の白い栗

いっぽうこちらの栗は一見普通の栗に見えるかもしれませんが、お尻が白くて売り物にはなりません。こうした栗も選別で取り除きます。

割れ栗

こちらは割れ栗と言われ、実がしっかり詰まっっているので味は良いのですが、破れているためやはり売り物にはなりません。訳ありとして出品するか、自宅用です。手間を惜しまなければ皮を剥いて「剥き栗」として販売することは可能ですが、売る量を皮剥きするのは本当に大変で、やられている近所の農家さんを尊敬します。

その他、色合いの悪いものや傷が入ったもの、黒ずんだ箇所のあるもの、形の悪いもの、実の入りが悪いものなどどんどん選別で弾いていきます。そしてあとはサイズ別に分けて市場に出荷するわけですが、選別の結局市場に出せるのは収穫量の2割〜3割ですね。

栗のサイズを時々質問されますので記載しておきます。
 Mサイズ 〜32mm 重さ10g以上
 Lサイズ 〜35mm 重さ15g以上
 2Lサイズ 〜39mm 重さ20g以上
 3Lサイズ 〜44mm 重さ35g以上
 4Lサイズ 45mm以上 重さ40g以上
 この4Lサイズの志士庫栗が「サンマロン」となります。かなり大きいですよ。