ジャガイモの収穫

ジャガイモの収穫

 ジャガイモは種芋を植えてからおよそ100日で収穫時期になりますが、茎や葉が枯れ始め、そろそろ収穫適期のころを迎え、晴間が続いた今日がピッタリ100日目。掘り出してみると手入れもさほどしなかった割にはしっかりと身がつきいい感じのサイズと収穫量がありました。今年は自然農法初年度という事もあり害虫や病気に悩まされるかと思いきや、ジャガイモは順調に収穫を迎えることができました。自然界の力とジャガイモの生命力に感謝です。

 そうそう、ジャガイモも種芋ではなく、ちゃんと種ができるって知ってました?

ジャガイモの種

 一見するとトマトのように見えますが、実はこれ、ジャガイモの種なんです。
 ただ、このタネを播種しても非常に発芽率が悪いので、品種改良とかしていない限りは、種からの栽培をやっているところは聞かないですね。

テントウムシダマシにも負けず元気なジャガイモ

ジャガイモ

 3月後半くらいからテントウムシダマシに葉を食い散らかされてきましたが、2週間に一度程度、唐辛子とニンニクに木酢液を混ぜた自然農薬で対抗。葉が少なくなって少し成長が遅い株も出てはしまいましたがどうにか順調に成長してくれています。ただ、ジャガイモにもネキリムシが噛み付いたようで、一株だけですが茎を根元付近からバッサリやられたのが出てしまいました。それでもここまで成長しているので株自体はどうにか成長を続けています。

 混植したマリーゴールドも2株根本からバッサリやられていました。コンパニオンプランツの意味があるのか不明ですが、様子を見守りたいと思います。因みに、ネキリムシを探すために少し根本付近を掘ってみたところ、まだ小さくて真っ白なジャガイモができ始めていました。できるだけ深く耕さず植え込みをしたので、雑草の根っこいっぱいの圃場なので掘る時が大変そうですが、元気で大きいジャガイモをたくさん実られて欲しいです。

天然農薬を自作して散布してみた

唐辛子とニンニク

 自然農薬?天然農薬?どういうのが正しいのか分かりませんが、ジャガイモの葉を食べるテントウムシダマシが増えて、木酢液だけではいなくならないので自然農薬を作ってみました。

 まず、乾燥してある唐辛子を二掴み程を粉砕して、沸騰させた2リットルの熱湯に投入。そのまま一昼夜ほど置いておき、そこへ生のニンニクを1球すりおろして投入。鍋の中ですり潰す様に十分にかき混ぜて、最後に濾過して噴霧器が詰まらないようにしました。

 上記で出来た自然農薬へ更に木酢液を少しだけ目分量で混ぜ合わせて完成です。

 早速、ジャガイモの葉の裏面に噴霧。これ、結構人間にもキツイ匂いで強烈です。

天然農薬

 これでテントウムシダマシがいなくなってくれることを願うばかり。

ジャガイモの蕾

 ジャガイモも蕾をつけ始めました。
 虫に喰われずしっかり元気に育ってくれることを期待して。

ジャガイモ発芽

ジャガイモの発芽

 ちょっと植え付け時期が遅くなったのですが、ジャガイモが無事に発芽してくれました。鍬で畝を作ったのであまり土は柔らかくないからこれからちゃんと成長してくれるか少し心配です。それに、自然農法なので当たり前ですが、周囲の雑草の方が成長が早く、少し管理を怠ると草に覆い隠されそうになります。それでもできるだけ手を掛けずにありのまま栽培したいと思います。

ジャガイモ用の畝つくり

 今日は午後から雨だと聞いたいたので午前中にジャガイモ植え込み用の畝つくりを終えました。ジャガイモはそんなにたくさんは植えないので一畝だけです。耕作放棄地から生い茂っていた草を刈っただけの圃場なので心配ですが、敢えて何も足さないでこのまま植え付けをしようと思います。長年放置していた畑なので不耕起では流石に厳しいため表面だけを鍬で耕しました。

 ジャガイモの植え付けは2月の上旬を予定しています。

 2月の下旬頃から他のいろいろな野菜を植え付けしていくので、そろそろ畑全体をなんとか野菜を作れる状態にしなければなりません。鍬一本では少し気が遠くなりますが、エクササイズと思って地道に頑張りましょう。