耕作放棄していた田んぼ

耕作放棄地の田んぼ

 この画像は田んぼです。というより10年以上前は田んぼだった場所、という表現が正しいですね。今日は田んぼに降りるための畔の草刈りを始めましたが、他の畑同様に篠が生い茂り全然作業が進みませんでした。田んぼの面積は全部で3反と少し、たったこれだけですが草を借り終えるには結構な時間がかかりそうで、来春の田植えには土を作る時間も考えたら間に合いません。

これから冬に入り草も結構枯れてくれるでしょうから、そのタイミングをみて一気に草刈りをやってしまおうと画策中です。

自然の力に感服

草刈り前

 雑草が生茂る畑を少しずつ草刈りを進めていますが、放置していた年数が長い畑ほど土がよくなっています。こうした耕作放棄地は、人が畑の土をダメにしていっていることを教えてくれている様です。そんなことを考えながら草刈りを進めると、放置する前に建てたビニールハウス のパイプがまだ十分な強度を保ったまま草薮の中から出てきました。

きゅうりハウス

ここは以前にキュウリを栽培したハウスで、間に合えば今回はエンドウ豆類を育てるつもりです。雑草を刈ること約3時間、今度見えてきたのはパンパスグラス。ススキのお化け?ドライフラワーで見かけることが最近多くなりましたね。うちの畑にはいつの間にかどこからか種が飛んできたのでしょう、立派な株に成長したパンパスグラスが生えていました。

パンパスグラス

耕作放棄地再生前

耕作放棄地

 この畑は耕作放棄地の中でもまだ再生しやすいです。というのも耕作しなくなってまだ5年ほど、そのため篠やツタがまだ生茂ってなく、比較的刈りやすい草だけでした。このまま冬を待てば、この畑の草はみな枯れてさらに刈りやすくなると思います。とは言っても畑を早く使いたいこともあり、ここも間も無く草刈りに入ります。
 自然栽培とはいえ、人の背丈よりも高い草が生茂っていると作物を植えることはやはりできません。刈った草を上手に利用して栽培につなげたいと思います。

津田かぶの植え付け

津田かぶ植え付け

 今日は、津田カブという江戸時代中期頃から栽培されているカブを植えました。この津田カブは勾玉状に育つらしく見た目もきれいな色をしていて収穫が待ち遠しいです。収穫後は漬物が合うらしいですが育てながら他の食べ方も考えてみようと思います。

 自然栽培といいながら、耕起してしまっています。これは、前の記事を見ていただけたらお分かりいただけると思いますが、何せ酷い状態の畑でしたので致し方なく耕起しました。もちろん今後は雑草を歓迎し、何も足さない栽培方法で育つのを見守りたいと思います。

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