銀杏の出荷

干し終えた出荷前のぎんなん

 乾燥を終えて、これから出荷前の選別作業です。果肉を落とした後にゴシゴシ米研ぎの様に擦り合わせて洗うので、手洗いだからかちょっとした傷が入ってしまったものが多い気がします。傷が多いもの、汚れがあるもの、割れてしまったもの、粒の小さすぎるものなどを取り除き、サイズ別に選別をしてようやく出荷です。
 うちの銀杏は、家の敷地内に大分古い時代から生えている天然の銀杏なので、名産地などの銀杏と比べると少し味が薄い様にも感じます。でも火を入れるととっても香ばしくて、銀杏特有の香りと味わいが広がります。粒は、市販の銀杏と比べると少し小さめかな。

竹林の手入れ

竹林

 竹林もかなり長い間手入れをしていなかったため、随分と混み合ってしまいました。
あまり密になると日のあたりが悪くなるからか、根っこでつながっているのでバランスをとるのか、自然と枯れていく竹が結構あります。

 竹で厄介なのがこの根っこです。びっくりする程早く根を広げていくので、竹林の周囲の土の中を時々確認しないと、出て欲しく無いところに竹の子が生えてきます。一度根っこを見逃したら、もう手がつけられません。そして、竹自体も伐採後とっても邪魔な存在です。
 とはいえここまで増えてしまった竹を切る以外にどうしようも無いので、間伐した竹でそのうちビニールハウス を建てようと考えています。バンブービニールハウス です。どんなハウスになるか今から楽しみですが、どう建てるかは難しそうですね。

少しの晴れ間に

ここのところ曇り空が続いて銀杏の天日干しができずにいましたので、久しぶりの晴れ間に天日干しです。

銀杏の天日干し

今日の天日干しで完成したものと、まだ晴れ間が恋しい銀杏と混ざらないように陰干しと天日干しを繰り返しています。やはり、天日干しをしたものの方が、軽く炒って食べた時に香ばしさが良いように思えます。気のせいかな?色合いはあまり変わりは無いと思います。

雨の日は栗むき

志士庫栗の皮剥き

 雨の日は農機具のメンテナンスが多いですが、栗のシーズンは栗剥きに没頭しています。自然農だからか?形の良いものが少なく、食べては美味しいのですが市場に出せない物を、むき栗にして売っています。ま、手作業で一つ一つ剥いているので、一日中やっても大した数は剥けませんが、お茶を飲みながらのんびり栗むきしているのも悪くないです。

むき栗

剥いた栗は、水に浸けて変色防止とアク抜きをしてから真空パックにして保存しています。これで冷蔵庫でも結構長持ちします。なんせ、売れない栗が山ほどあり、本当に良いものだけを残して捨ててしまっているのが現実。流石にもったいないので、できるだけこうして保存するようにしています。お陰で我が家の冷蔵庫は栗だらけ(笑)

津田かぶの植え付け

津田かぶ植え付け

 今日は、津田カブという江戸時代中期頃から栽培されているカブを植えました。この津田カブは勾玉状に育つらしく見た目もきれいな色をしていて収穫が待ち遠しいです。収穫後は漬物が合うらしいですが育てながら他の食べ方も考えてみようと思います。

 自然栽培といいながら、耕起してしまっています。これは、前の記事を見ていただけたらお分かりいただけると思いますが、何せ酷い状態の畑でしたので致し方なく耕起しました。もちろん今後は雑草を歓迎し、何も足さない栽培方法で育つのを見守りたいと思います。