日暮れが早くなりましたね

畑からの夕陽

 農作業で汗をかいて、辺りが夕陽に照らされて気がつく夕暮れ時にふと見る夕陽をいつも格別な想いで眺めています。以前に都会に住んでいたときには感じられなかった季節の移り変わりを毎日の様に感じられます。木々の紅葉は日に日に色濃くなり、さえずる鳥も変わってきました。虫達も秋の虫の音がつい先日まで鳴いていたと思えば、もうその虫の音すら聞けなくなり、足早に季節が進んでゆきます。

みかん

 うちの庭に大きく成長したみかんも黄色く色付き、間も無く食べ頃を迎えます。一つだけ試しに食べてみましたが、まだ少し酸っぱかったですね。甘くなる頃には鳥に先に食べられない様に競争です。

自然の力に感服

草刈り前

 雑草が生茂る畑を少しずつ草刈りを進めていますが、放置していた年数が長い畑ほど土がよくなっています。こうした耕作放棄地は、人が畑の土をダメにしていっていることを教えてくれている様です。そんなことを考えながら草刈りを進めると、放置する前に建てたビニールハウス のパイプがまだ十分な強度を保ったまま草薮の中から出てきました。

きゅうりハウス

ここは以前にキュウリを栽培したハウスで、間に合えば今回はエンドウ豆類を育てるつもりです。雑草を刈ること約3時間、今度見えてきたのはパンパスグラス。ススキのお化け?ドライフラワーで見かけることが最近多くなりましたね。うちの畑にはいつの間にかどこからか種が飛んできたのでしょう、立派な株に成長したパンパスグラスが生えていました。

パンパスグラス

栗も最終日

栗畑

 今日で栗拾いも終わりました。栗の木になっているイガもほぼなくなり、栗は落ち切った様子です。今年のうちの栗畑の最盛期は9月末でしたね。梅雨の長雨が効いたのか収穫量はいまひとつ伸びないまま終わってしまいました。来年に期待してこれから栗の木の手入れに入ります。
 おっと。その前に刈ったまま放置した篠や雑木を整理しなくては栗の木の手入れもできなかったのでそれが先です。竹も結構生えてきてしまって栗畑の4分の1くらいまで占領されてしまったので、竹も伐採して押し戻すしかありません。
 竹の駆除は時間が掛かりますが、数年掛けてやるつもりで畑に無理なくやろうと思います。

耕作放棄地再生前

耕作放棄地

 この畑は耕作放棄地の中でもまだ再生しやすいです。というのも耕作しなくなってまだ5年ほど、そのため篠やツタがまだ生茂ってなく、比較的刈りやすい草だけでした。このまま冬を待てば、この畑の草はみな枯れてさらに刈りやすくなると思います。とは言っても畑を早く使いたいこともあり、ここも間も無く草刈りに入ります。
 自然栽培とはいえ、人の背丈よりも高い草が生茂っていると作物を植えることはやはりできません。刈った草を上手に利用して栽培につなげたいと思います。

銀杏も洗い方を失敗すると訳あり品に

ぎんなん訳あり品

 ぎんなんを手洗いでちょっと油断するとご覧のとおり、果肉がきれいに落としきれずに汚れた様になってしまう。中は全く問題ないのにもったいない!しかしこれでは売り物にならないので訳あり品として売り先を探すとしよう。
 中には、こうした銀杏を全部割って中身だけを売っている様だが、うちはその手間は掛けられない。人手もなければ時間もない。その前に、こういうの割るのが苦手で、私がやったら大半を中身まで潰してしまう。