ジャガイモ用の畝つくり

 今日は午後から雨だと聞いたいたので午前中にジャガイモ植え込み用の畝つくりを終えました。ジャガイモはそんなにたくさんは植えないので一畝だけです。耕作放棄地から生い茂っていた草を刈っただけの圃場なので心配ですが、敢えて何も足さないでこのまま植え付けをしようと思います。長年放置していた畑なので不耕起では流石に厳しいため表面だけを鍬で耕しました。

 ジャガイモの植え付けは2月の上旬を予定しています。

 2月の下旬頃から他のいろいろな野菜を植え付けしていくので、そろそろ畑全体をなんとか野菜を作れる状態にしなければなりません。鍬一本では少し気が遠くなりますが、エクササイズと思って地道に頑張りましょう。

白長二十日大根の収穫

白長二十日大根

 10月6日に種をまいた白長二十日大根がとても美味しそうに育ちました。霜も降り始め葉っぱがしんなりしてきたので今日は収穫です。この二十日大根は葉っぱも丸ごと食べられますので、そのままお味噌汁に入れていただきたいと思います。

自然の力に感服

草刈り前

 雑草が生茂る畑を少しずつ草刈りを進めていますが、放置していた年数が長い畑ほど土がよくなっています。こうした耕作放棄地は、人が畑の土をダメにしていっていることを教えてくれている様です。そんなことを考えながら草刈りを進めると、放置する前に建てたビニールハウス のパイプがまだ十分な強度を保ったまま草薮の中から出てきました。

きゅうりハウス

ここは以前にキュウリを栽培したハウスで、間に合えば今回はエンドウ豆類を育てるつもりです。雑草を刈ること約3時間、今度見えてきたのはパンパスグラス。ススキのお化け?ドライフラワーで見かけることが最近多くなりましたね。うちの畑にはいつの間にかどこからか種が飛んできたのでしょう、立派な株に成長したパンパスグラスが生えていました。

パンパスグラス

津田かぶの植え付け

津田かぶ植え付け

 今日は、津田カブという江戸時代中期頃から栽培されているカブを植えました。この津田カブは勾玉状に育つらしく見た目もきれいな色をしていて収穫が待ち遠しいです。収穫後は漬物が合うらしいですが育てながら他の食べ方も考えてみようと思います。

 自然栽培といいながら、耕起してしまっています。これは、前の記事を見ていただけたらお分かりいただけると思いますが、何せ酷い状態の畑でしたので致し方なく耕起しました。もちろん今後は雑草を歓迎し、何も足さない栽培方法で育つのを見守りたいと思います。

耕作放棄地にはこんな根っこも

耕作放棄地再生

 耕作放棄地とはいっても、耕作を放棄していた年数によってすぐに使える圃場とそうではない圃場があると思います。うちの場合、10年以上耕作放棄した畑が大半で、これだけ永い時間手付かずにしてしまうと、画像の様な木の根っこが生えてしまいます。草木が生茂った再生前の畑を見たときに覚悟はしていましたが、こんな5cm以上もある根っこが畑の土の下を縦横無尽に伸びています。根切りに抜根、機械は使いたくないので、作業は桑の種類を使い分け、木々の根切りや篠の根切りなど手掘りでやっています。もっとも、これじゃあ機械が壊れてしまいますよね。加えて、自然栽培でやりたいので本来はそのまま使いたいのですが、流石にこれでは後々思いやられるのが目に見えているので、仕方なく耕起しています。

 それでも、今やってしまえば、あとは管理できるので不耕起栽培が可能になります。
 耕作放棄地だった圃場は、土は最高の状態になっていますが、自然栽培になるまでが実は案外大変です。身体と相談しながら気長にやるつもりです。