栗も最終日

栗畑

 今日で栗拾いも終わりました。栗の木になっているイガもほぼなくなり、栗は落ち切った様子です。今年のうちの栗畑の最盛期は9月末でしたね。梅雨の長雨が効いたのか収穫量はいまひとつ伸びないまま終わってしまいました。来年に期待してこれから栗の木の手入れに入ります。
 おっと。その前に刈ったまま放置した篠や雑木を整理しなくては栗の木の手入れもできなかったのでそれが先です。竹も結構生えてきてしまって栗畑の4分の1くらいまで占領されてしまったので、竹も伐採して押し戻すしかありません。
 竹の駆除は時間が掛かりますが、数年掛けてやるつもりで畑に無理なくやろうと思います。

耕作放棄地再生前

耕作放棄地

 この畑は耕作放棄地の中でもまだ再生しやすいです。というのも耕作しなくなってまだ5年ほど、そのため篠やツタがまだ生茂ってなく、比較的刈りやすい草だけでした。このまま冬を待てば、この畑の草はみな枯れてさらに刈りやすくなると思います。とは言っても畑を早く使いたいこともあり、ここも間も無く草刈りに入ります。
 自然栽培とはいえ、人の背丈よりも高い草が生茂っていると作物を植えることはやはりできません。刈った草を上手に利用して栽培につなげたいと思います。

銀杏も洗い方を失敗すると訳あり品に

ぎんなん訳あり品

 ぎんなんを手洗いでちょっと油断するとご覧のとおり、果肉がきれいに落としきれずに汚れた様になってしまう。中は全く問題ないのにもったいない!しかしこれでは売り物にならないので訳あり品として売り先を探すとしよう。
 中には、こうした銀杏を全部割って中身だけを売っている様だが、うちはその手間は掛けられない。人手もなければ時間もない。その前に、こういうの割るのが苦手で、私がやったら大半を中身まで潰してしまう。

銀杏の出荷

干し終えた出荷前のぎんなん

 乾燥を終えて、これから出荷前の選別作業です。果肉を落とした後にゴシゴシ米研ぎの様に擦り合わせて洗うので、手洗いだからかちょっとした傷が入ってしまったものが多い気がします。傷が多いもの、汚れがあるもの、割れてしまったもの、粒の小さすぎるものなどを取り除き、サイズ別に選別をしてようやく出荷です。
 うちの銀杏は、家の敷地内に大分古い時代から生えている天然の銀杏なので、名産地などの銀杏と比べると少し味が薄い様にも感じます。でも火を入れるととっても香ばしくて、銀杏特有の香りと味わいが広がります。粒は、市販の銀杏と比べると少し小さめかな。

竹林の手入れ

竹林

 竹林もかなり長い間手入れをしていなかったため、随分と混み合ってしまいました。
あまり密になると日のあたりが悪くなるからか、根っこでつながっているのでバランスをとるのか、自然と枯れていく竹が結構あります。

 竹で厄介なのがこの根っこです。びっくりする程早く根を広げていくので、竹林の周囲の土の中を時々確認しないと、出て欲しく無いところに竹の子が生えてきます。一度根っこを見逃したら、もう手がつけられません。そして、竹自体も伐採後とっても邪魔な存在です。
 とはいえここまで増えてしまった竹を切る以外にどうしようも無いので、間伐した竹でそのうちビニールハウス を建てようと考えています。バンブービニールハウス です。どんなハウスになるか今から楽しみですが、どう建てるかは難しそうですね。